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2008年 09月 26日
Kühn店主でございます。
以前にこの項でご紹介させていただきました、チャック・ノリスと並ぶB級映画界の至宝、彼が出演するとどんなハリウッド映画でもB級になってしまうという、スティーブン“THE沈黙”セガール御大の新作が、近所のポルノ映画とB級映画しか上映しない映画館にて上映され、力強い看板が掲げられておりました。 あまりの衝撃に即座に携帯のカメラにて写したワケなんですが、指が写りこんでしまってますね。あと、下部に写り込んでいるおっちゃんの、こちらを見る冷ややか目線も文句ナシなんですが、そんなこたぁ問題じゃありません。 まず目に飛び込んでくるシリアスづらしたセガールのアップ。しかし、この映画館はいまだに写真を出力したものではなく、絵の看板を使ってるんですが、いつも見るたびに「アンタ誰?」状態の主役が描かれていたりします。 今回も例に洩れず、セガールというよりも現役時代の九重親方(千代の富士)か、あるいは元気だった頃の山城新伍がメガネをかけ忘れてしまったという感じですね。 でもこんなのはほんの序曲(プレリュード)でしかなく… 私が気になったのは右端に写る“巨乳~”や“茄子と四十路妻~”では決してなく、従来の、クドいにもほどがありすぎる、サクラダ・ファミリア教会の建築期間ばりに、ウンザリするほど長きに渡って続けられた“沈黙の~”なるタイトルではなく、あっさりかつVシネマのスメルが立ち込める“弾突”なるタイトル。その上に書かれた“男は、人生を変えるために「沈黙」を破り修羅となる”コピーにボク、ホレたぜ乾杯。だから我らがセガちゃんは“沈黙”を捨てちゃったのネ。 さらには“このオヤジ、一番。”なるコピーにシビレを感じまくり、とどめには“芸能生活20周年記念作品”なる、一応B級とはいえ映画スターなのに、それに不似合いな『芸能生活~年』などと森光子チックに映画配給会社に書ききられるあたりも、非常にB級で文句ナシ! まさに彼こそ『ナチュラルボーンB級映画スター』だろう。実際。 さぁっ!B級映画大好きな皆さん!こぞって観にいきましょう!そして作品の出来に閉口してしまい“沈黙”しましょう! 店主敬白
by kuhn-store_osaka
| 2008-09-26 18:54
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